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ハンドメイド販売の値段の付け方|私が最初に安くした理由

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ハンドメイド販売を始めようと思ったとき、多くの人が一番悩むのが「いくらで売れば良いのか」という問題です。

  • 高すぎると売れない気がする
  • 安くしないと買ってもらえない気がする
  • 相場より下げた方がいいのか迷う

私も最初はかなり悩みました。

実際、ネットショップを始めた最初の1年間は、ハンドメイドルアーとしてはかなり安い価格で販売していました。

ただし、これは適当に決めた値段ではなく、自分なりに考えて決めた戦略的な価格です。

今回は、私が最初に安くした理由と、ハンドメイド販売の値段の考え方について、実体験ベースで話していきます。

目次

初心者が一番悩むのが「いくらで売ればいいのか

ハンドメイド販売の価格設定には、ある程度の目安があります。

一般的には(材料費+人件費+諸経費)×3倍くらいが基本と言われています。

原価(材料費+梱包材)を計算し、作業時間を時給として加え、販売手数料や送料、その他の経費を含めて売価を決める方法です。

私自身もこの考え方は概ね正しいと思っています。

ハンドメイド販売は自由に値段を決められますが、適当に決めてしまうと続けることができません。

最初にある程度の基準を知っておくことは、とても大切だと思います。

私は最初はかなり安い値段で販売していました

私の場合も、材料費(原価)・販売手数料・梱包費・送料・通信費などの諸経費を考えながら売価を決めていました。

ただし、細かい数字まで正確に出すのは難しいため、同じジャンルのハンドメイド作品の価格も参考にしながら、無理なく続けられる金額になるように調整していました。

安くした理由は「知ってもらうための戦略」でした

安くした理由は「知ってもらうための戦略」でした

私の場合はブログやYouTubeで、「ルアーを作っている人」としてある程度認知されていた部分もありましたが、それでもまだまだ知名度は十分ではありませんでした。

そのため、まずは多くの人に使ってもらい、WAYA-craftという名前を知ってもらうことを優先しました。

ですから、最初の一年は大きな利益を取らないという方針で運営していました。

ただし、利益が出る範囲で価格は決めていました

安くすると言っても、完全な赤字になるような価格にはしていません。

結果的に利益が出るように価格調整はしていましたが、月単位の実績で見ると赤字の月の方が多く、マイナスした分を季節やボーナス時期などの売れやすいタイミングで一気に盛り返した形になっています。

赤字の月が二か月続くだけでも、精神的に不安になっていきます。

そのため、安くする場合でも、あとから調整できる範囲にしておくことが大事だと思います。

値上げできなくなる価格設定は危険です

 

最初に安くすること自体は悪いことではありません。

ただし、あとから値上げできるだけの理由を作れるかどうかは、あなたの運営スタイルで大きく変わります。

それは作品のクオリティだったり、作者の持つキャラクターでも大きく変わってきます。

飲食店でも原材料の高騰などで価格改定をすることは普通にありますし、評判の良い店であれば値上げしてもお客さんが離れるとは限りません。

ハンドメイド販売でも同じで、作品の価値や信頼が積み重なっていれば、価格を見直すことは十分可能です。

そのため私は、ハンドメイド販売で売り上げを伸ばしたい場合は、作品だけで勝負するのではなく、ブログやYouTubeなどで発信していくことも大切だと思っています。

発信を続けることで、作品だけでなく作者自身を知ってもらうことができ、結果的に価格を維持したまま販売を続けやすくなります。

ハンドメイド作家に向けたブログ運営の方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

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逆に、何も考えずに安売りしてしまうと、自分だけが苦しくなって続けられなくなることもあります。

最初に価格を決めるときは、今だけでなく、長く続けられるかどうかも考えておくことが大事だと思います。

私のやり方が正解とは思っていません

私の経験を踏まえて解説してきましたが、決して私のやり方が正しいというわけではありません。

価格設定は、作品の特性やジャンル、作者のキャラクターによっても大きく変わってきます。

最初から高価格で売れる人もいれば、私のように知ってもらうことを優先した方がうまくいく場合もあります。

ただし、長く続いている商品や、安定して売れている作品には共通点があります。

それは、信頼できる商品を、信頼できる人が売っているということです。

値段の高い安いだけで売れるわけではなく、この人から買いたい、この作品なら安心して使える、と思ってもらえるかどうかが大きいと思います。

だからこそ、価格だけで悩むのではなく、

  • どんな作品を作るのか
  • どうやって知ってもらうのか
  • どんな人だと思われたいのか

こういう部分も含めて考えていくことが大切だと思います。

ハンドメイド販売の値段は「戦略」で決めるもの

ハンドメイド販売の値段に絶対の正解はありません。

安く始めた方が良い場合もあれば、最初から高めの価格で売った方が良い場合もあります。

作品のジャンルや販売方法、そして作者の考え方によっても変わってきます。

大切なのは、なんとなくで値段を決めてしまうのではなく、自分がどういう形で続けていきたいのかを考えて価格を決めることです。

安くしてたくさんの人に知ってもらうのも一つの戦略ですし、最初から価値をしっかり伝えて高い価格で販売していくのも立派な戦略です。

ただし、どちらを選ぶ場合でも、長く続けられることが前提になります。

無理な安売りをしてしまうと、作ることが苦しくなってしまいますし、逆に根拠のない高額設定では信頼を得ることができません。

ハンドメイド販売で売れている人を見ていると、作品のクオリティだけでなく、発信の仕方や活動の見せ方も含めて、しっかりと戦略を考えている人が多いと感じます。

値段はただの数字ではなく、その人の考え方や活動スタイルがそのまま表れる部分です。

これからハンドメイド販売を始める方は、目先の売れやすさだけで決めるのではなく、始めたときからやめるその時までずっと考え続けていかなければならない大切な戦略の一つとして向き合っていくことが大事だと思います。

たくさん悩んで考え抜いて「これが良い」と思った数字で勝負してくださいね。

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この記事を書いた人

本業は飲食店の調理師。

本業ありきで副業がメインになりつつある物書きオジサン。

三つのブログとネットショップ、YouTubeチャンネルを運営する「自称忙しい人」

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