WordPressのテーマとは、サイトのデザインやレイアウトを決めるテンプレートのことで、テーマを変更することで、デザインや機能を簡単にカスタマイズできます。
WordPressを使ってブログやWebサイトを運営する際、テーマ選びは非常に重要です。
WordPressのテーマには、無料・有料のテーマがあり、ブログ・企業サイト・ECサイトなど目的に応じて選べます。
特に日本国内で人気のある無料テーマは、SEO対策やデザインの面で優れており、多くのユーザーに支持されています。

そこで今回は、日本国内で人気のあるWordPressの無料テーマを10個ご紹介します。それぞれの特徴をチェックし、自分のサイトに合ったテーマを見つけてください!
1. Cocoon
Cocoonは、SEO対策と表示速度に優れた無料テーマです。シンプルなデザインながらもカスタマイズ性が高く、初心者から上級者まで幅広く支持されています。開発者が日本人で、日本語の情報が豊富な点もメリットです。
- 高速表示 & SEO最適化
- 豊富なカスタマイズ機能(スキン・ウィジェット・広告管理)
- モバイル対応のレスポンシブデザイン
- ショートコードや吹き出し機能が充実
- ブロックエディタ(Gutenberg)対応
公式サイト: https://wp-cocoon.com/
2. Luxeritas
Luxeritasは、圧倒的な軽量さと高速表示を誇るテーマです。特にサイトの表示スピードを重視する方におすすめで、SEO対策も万全です。
- 超軽量 & 高速表示(Google PageSpeed Insightsのスコアが高い)
- 高いカスタマイズ性(CSS編集不要でデザイン変更可能)
- 広告管理機能搭載
- AMP(Accelerated Mobile Pages)対応
- セキュリティ対策が施されている
公式サイト: https://thk.kanzae.net/wp/
3. Simplicity2
Simplicity2は、その名の通りシンプルで使いやすいテーマです。余計な機能を省き、コンテンツの見やすさを重視しています。
- シンプルで軽量
- 内部SEO対策が充実
- デザインがミニマルで初心者向け
- 吹き出し・目次などの機能を標準搭載
- Cocoonの前身となったテーマ
公式サイト: https://wp-simplicity.com/
4. Lightning
Lightningは、ビジネスサイト向けに最適化された無料テーマです。デザイン性が高く、企業サイトやコーポレートサイトに向いています。
- 洗練されたビジネス向けデザイン
- Gutenberg(ブロックエディタ)完全対応
- 無料版でも十分な機能を提供
- 拡張プラグイン(有料)で機能強化可能
- WooCommerce対応(ECサイト向け)
公式サイト: https://lightning.vektor-inc.co.jp/
5. Xeory Base
コンテンツマーケティングに最適なXeory Baseは、ブログ運営や情報発信を重視する方におすすめです。
- コンテンツマーケティングに特化
- ブログとコーポレートサイトの両方に対応
- シンプルなデザインでカスタマイズがしやすい
- LP(ランディングページ)作成機能あり
- SEOを考慮した構造設計
公式サイト: https://xeory.jp/
6. LION MEDIA
LION MEDIAは、メディアサイト向けに開発された無料テーマで、ニュースサイトや情報サイトに適しています。
- 記事の見やすさを重視したレイアウト
- SEO内部対策が施されている
- シンプルながら洗練されたデザイン
- PC・スマホ・タブレットでの見た目を最適化
- 広告の配置がしやすい構造
公式サイト: https://lionmedia.fit-jp.com/
7. BizVektor
BizVektorは、企業向けの無料テーマで、コーポレートサイトやサービスサイトを作りたい方におすすめです。
- ビジネス向けのデザイン
- カスタマイズが簡単で企業サイト向け
- テーマの拡張機能が豊富
- 日本語対応のサポートが充実
- WooCommerceと連携可能
公式サイト: https://bizvektor.com/
8. JIN(無料版)
JINは、もともと有料テーマですが、無料版も提供されています。ブログ初心者でも扱いやすい設計になっています。
- ブログ向けの洗練されたデザイン
- 広告管理機能が充実
- 吹き出し・ボックスデザインが簡単に使える
- ショートコードが豊富
- 直感的な操作性
公式サイト: https://jin-theme.com/
9. YStandard
YStandardは、シンプルでカスタマイズ性の高いテーマで、個人ブログやポートフォリオサイトにも向いています。
- シンプルで洗練されたデザイン
- カスタマイズ自由度が高い
- Gutenbergに完全対応
- SNSシェアボタンなどが標準装備
- レスポンシブ対応
公式サイト: https://wp-ystandard.com/
10. Nishiki
Nishikiは、最新の技術を活かしたブロックエディタ対応のテーマで、デザインの自由度が高いのが特徴です。
- Gutenberg(ブロックエディタ)に最適化
- コードを書かずにデザインを調整可能
- シンプルでおしゃれなデザイン
- WooCommerce対応
- 日本語サポートあり
公式サイト: https://ja.wordpress.org/themes/nishiki/
WordPressの無料テーマ10選まとめ
日本国内で人気のあるWordPressの無料テーマは、テーマによって、ブログ向け、ビジネス向け、メディアサイト向けなど、それぞれ異なる特徴を持っています。
ブログの収益化を考えると、テーマを選ぶならやっぱり「SEOに強い」が前提になりますよね。
とはいえ、正直なところ、無料のテーマでもSEOを意識して作られているため、どのテーマを選んでも大きな差はありません。その中でも特にSEOに強いテーマを選ぶ理由があるとすれば、表示速度の速さでしょう。
筆者も以前は下記の無料テーマを使っていました。これらはすべて表示速度が速いテーマです。
- LION MEDIA
- Simplicity2
- Luxeritas
- Cocoon
無料のテーマでも十分だったのですが、ブログの収益が出た時点で「SWELL」を導入しています。その理由は、ブログの収益が安定してきて、やりたいこと(主に読者が利用しやすいサイトの構築)が増えたためです。

読者にとって使いやすいサイトはサイト内の回遊率が上がるため、SEOにも有利です。
しかし、無料のテーマだと、やりたくてもができないことがどうしても増えてきます。仮にできたとしても、プラグインを追加したり、CSSをカスタマイズしたりする必要があり、結果的にサイトが重くなったり、専門知識がないとサイトが機能しなくなったりします。
有料テーマの「SWELL」を利用することでそんな悩みからも解放され、記事の投稿に集中できるようになりました。
できるだけ初期投資を抑えたいという方は「無料テーマ」でも十分ですが、資金に余裕がある人は「SWELL」を導入して、最初からがっつりサイトを作り込むのがお勧めですよ。