「ハンドメイド販売=minneやCreema」は本当?
ハンドメイド作品を販売しようと思ったとき、多くの人が最初に思い浮かべるのが「minne」や「Creema」ではないでしょうか。
実際にネットで検索しても、
- ハンドメイド 販売 おすすめ
- ハンドメイド 売るなら
- minne Creema 違い
といったキーワードが多く見られます。
そのため、
「BASEじゃ売れないの?」
「ハンドメイドならminneやCreemaを選ばないとダメ?」
と悩む人も少なくありません。
結論から言うと、「どこに出品しても勝手に売れるサイト」なんてものはありません。
もしあるなら、私も教えてほしいくらいです。
ただし、「最初の一歩を踏み出しやすいサイト」と、「自分のお店を育てやすいサイト」の違いはあります。
この記事では、その違いを実際に販売している立場からお話しします。
ハンドメイド販売で一番売れるサイトはどこ?
冒頭でもお知らせしていますが、出品しただけで勝手に売れるサイトなんてありません。
もし本当に楽して売れるサイトがあるなら、今頃、ハンドメイド作家はみんなそこで大成功しています。
実際には、minneで売れている人も、Creemaで売れている人も、BASEで売れている人も、それぞれ違うやり方で努力しています。
大切なのは、「どこで売るか」より、「自分が続けられる売り方は何か。」を考えることです。

minneやCreemaなら宣伝しなくても売れる?
minneやCreemaには、多くのお客様が集まっています。
そのため、「出品すれば誰かが見つけてくれる。」というメリットがあります。
これは事実です。
しかし、「何もしなくても売れる。」という意味ではありません。
実際には、
- 写真を工夫する。
- 新作を出す。
- SNSで紹介する。
- リピーターを増やす。
多くの作家さんが、それぞれ工夫をしています。
つまり、「販売サイトが違っても、作品を知ってもらう努力は必要になる。」ということです。
ハンドメイド販売でminneやCreemaが人気な理由
まず、なぜ多くの人がminneやCreemaを選ぶのでしょうか。
理由はとてもシンプルです。
集客力がある
minneやCreemaには、最初から多くのお客様がいます。
「アクセサリーが欲しい」
「ハンドメイド雑貨を探したい」
という人がサイト内を検索しているため、新人作家でも作品を見てもらえるチャンスがあります。
特に、
- アクセサリー
- バッグ
- 洋服
- ベビー用品
- インテリア雑貨
などは相性が良いでしょう。
つまり、minnneやCreemaはハンドメイドで人気のジャンルを展開しているからで、minnneやCreemaで販売すれば人気作家になれるということではありません。
ショップを作る手間が少ない
作品を登録するだけで販売を始められるのも魅力です。
決済システムやデザインを考える必要が少なく、初心者でも気軽にスタートできます。
本当にminneやCreemaだけが正解?
答えは「ジャンルによる」です。
ここが意外と見落とされがちなポイントです。
例えば、
- デジタルアート
- レザークラフト用品
- アウトドアギア
- 男性向け雑貨
- DIY家具
などを探す人が、わざわざminneやCreemaを利用するでしょうか。
おそらく多くの人は、
「Google検索」
あるいは
「SNS」
から探しているはずです。
つまり、
作品によってお客様がいる場所が違う。
これを理解することが重要です。
BASEやカラーミーショップは集客が大変?
BASEについて調べると、「自分で集客しなければ売れない。」という話をよく見かけます。
これも事実です。
でも、ここで考えてほしいことがあります。
宣伝が無駄になるのでは?
もし、minneやCreemaでも宣伝をする。
BASEでも宣伝をする。
結局どちらも宣伝するなら、その努力は無駄になるのでしょうか。
私はそうは思いません。
「SNSなんてやったことがない。」
「ブログなんて書けない。」
「YouTubeなんて無理。」
そんな方も多いと思います。
実は、宣伝したくないのではなく、宣伝しても売れなかったら時間の無駄になる。
そう考えている人が多いのではないでしょうか。
無駄なことは一つもない
たとえ、その日に作品が売れなくても、
発信した内容は残ります。
フォロワーが増えるかもしれません。
作品を知ってくれる人が増えるかもしれません。
次の新作を楽しみにしてくれる人ができるかもしれません。
宣伝は未来のお客様へのアプローチ
宣伝は、今日の売上だけのためではなく、未来のお客様を増やす活動でもあるのです。
SNSを見ていると、「フォロワー1万人!」という人もたくさんいます。
でも、ハンドメイド販売では、フォロワーの数だけで売上が決まるわけではありません。
大切なのは、作品を気に入ってくれる人とのつながりだと私は感じています。

私がBASEを選んだ理由
私がBASEを選んだ理由は、販売する前から発信していた」からです。
具体的には、
- ブログを運営していた
- SNSで製作過程を紹介していた
- YouTubeで実際の使用動画を公開していた
という土台がありました。
つまり、BASE単体で集客していたわけではありません。
「興味を持ってくれた人が購入する場所」としてBASEを利用しています。
本当はカラーミーショップでやりたかった。でも、カラーミーは初心者の私にとって難しくてショップを作る時間がもったいなかった。
だからBASEにしました。
今はBASEにしてよかったと思っています。

私のSNSフォロワー数
ちなみに、私自身もまだまだ無名の作家です。
現在のフォロワー数は、
- YouTube 約750人
- X 約135人
- Instagram 約80人
誰が見てもショボい数字です。
それでも、ハンドメイド作品を販売できています。
「フォロワー数=売れる」ではない
確か、にフォロワー数が多い方が売れやすいです。
でも、目的はフォロワーを増やすことではなく、欲しいと思ってくれた人に知らせること。
ですから、宣伝するのとしないのとでは売り上げが全然違います。
私ですら宣伝の効果を感じている
YouTubeの登録者数たった750人しかいない私ですら宣伝した時の方が売れています。

※画像は最高売上額を更新した時のショップのランキングです。
私は普段からSNSなどを使って積極的に宣伝を行っています。
もちろん、売上は作品の出来やタイミングなど様々な要因があります。
しかし、日頃から発信を続けていることで、新作を出した時には多くの方に知っていただけるようになり、その積み重ねが数字にも表れていると感じています。
大勢のフォロワーより、見てもらう回数が大切
YouTubeでもXでも、発信した時の反応が大事です。
特にYouTubeでは、チャンネル登録者数に関係なく再生数が伸びれば、それだけで宣伝効果が高まります。
実は私もSNSはあまり好きではありません
ここまで、「宣伝が大切。」という話をしてきましたが、実は私自身、SNSはあまり好きではありません(笑)
毎日投稿したいとも思いませんし、フォロワーを何万人も集めたいとも思っていません。
できれば、ルアーを作ったり、釣りに行ったり、好きなことだけに没頭していたいタイプです。
それでもSNSを続けている理由があります。
新作を楽しみにしてくれている人がいるから
一つ目の理由は、作品を楽しみにしてくれている人に新作ができたことを伝えたいからです。
「新しい作品ができました。」
「こんなカラーを作ってみました。」
そんな何気ない発信でも、お客様にとっては嬉しいお知らせになることがあります。
買ってくれた人にありがとうと思っているから
もう一つは、買ってくれた人に心からありがとうと思っているからです。
宣伝というと、何だか営業のようなイメージがあります。
でも、私にとっては商品を売り込むというより、ありがとうと思っている人に近況を伝えていたら、それが宣伝になっていたんです。
SNSが好きだからではなく、必要だから続けています
SNSが好きだから続けているのではありません。
作品を楽しみにしてくれる人や、買ってくれた人とのつながりを大切にしたい。
その結果として、私にとってSNSは「宣伝」ではなく、「必要なコミュニケーション」になっています。
ハンドメイド販売は「ファン作り」が重要
昔は、「良い作品を作れば売れる」という時代だったかもしれません。
しかし現在は、「誰から買うか」を重視する人が増えています。
例えば、
- 「いつもSNSを見ている作家さん」
- 「YouTubeで使い方を紹介している人」
- 「ブログで詳しく解説している人」
こうした発信を続けていると、作品だけでなく作者自身のファンになってくれることがあります。
すると、「新作が出たから買おう。」という流れも生まれます。
BASEやカラーミーショップは、このファンビジネスとの相性が非常に良い販売方法です。
minneやCreemaの弱点
最初からお客様がいる状態で、ハンドメイド販売を始められる強さがあるminneやCreemaにも、弱点があります。
ライバルが非常に多い
人気ジャンルでは、同じような作品が大量に並びます。
特に人気カテゴリー(アクセサリーやファッション小物系)は、価格競争になってしまうケースも珍しくありません。
プラットフォーム依存になる
検索順位や特集掲載など、運営側の仕組みに影響を受けます。
昨日まで売れていた作品が、急に見られなくなる可能性もあります。
自分のお客様になりにくい
購入者は、
「minneで買った。」
という認識になることも多く、
必ずしも作家自身のファンになるとは限りません。
売れるサイトを探すより大切なこと
ここまで読んで、
「じゃあ、結局どこで売ればいいの?」
と思った方もいるかもしれません。
作品のジャンルや作家の世界観で決める
私の答えは、自分の作品に合った場所を選ぶこと。
そして、どの販売サイトを選んだとしても、作品を知ってもらう努力は必要。
ということです。
実際に販売して感じたのは、販売サイト選びだけで売れる・売れないは決まらないということでした。

minne・Creema・BASEを使い分けるのもアリ
実は、「どれか一つを選ぶ」必要はありません。
もしあなたが人気のジャンル(アクセサリーやスマホケース)で作品を作っているのなら、minnneやCreemaでやりましょう。
でも、そこで満足しちゃうのはもったいないと思うんです。
例えば、
- 販売初期
- 販売中期
- 将来
で分けて考えてみます。
初期
- minne
- Creema
で認知を広げる。
中期
SNSやブログを育てる。
将来
BASEを本店として育てる。
という戦略も十分考えられます。
実店舗でいうなら、
- minne・Creema=ショッピングモールのテナント
- BASE=自分のお店
というイメージです。
両方を上手に活用するのも一つの方法でしょう。
まとめ|ハンドメイド販売は「どこで売るか」より「どう売るか」
「ハンドメイド販売はminneやCreemaじゃないと売れない。」
そんなことはありません。
確かに、minneやCreemaには大きな集客力があります。
しかし、ジャンルによってはGoogle検索やSNSから集客し、自分のショップで販売する方が向いているケースもあります。
私自身、BASEを利用していますが、「作品を置いて待つ」のではなく、
- ブログで情報を発信する
- SNSで製作過程を紹介する
- 実際の使用シーンを見せる
といった活動を組み合わせることで販売につなげています。
ハンドメイド販売で大切なのは、「みんなが使っているサービスを選ぶこと」ではなく、自分の作品やターゲットに合った販売戦略を考えることです。
「どこで売るか」だけにこだわるより、「どうやってお客様に見つけてもらうか」。
結局のところ、集客力と売り上げは比例するんです。
では、初心者でも戦える宣伝とは、どのような方法なのでしょうか。
詳しくは以下の記事で解説しています。



